parallax
Sustainable

サステナビリティへの取り組み

  • ・化粧品で守れる日本の農業 >
  • ・オーガニック認証の自社農園と里山 >
  • ・海を汚さない製品づくり >
  • ・再生可能エネルギーだけで >


化粧品で守れる日本の農業

シズージュの赤紫蘇を育てていただいている、あたか農園さんとお話しした時のこと。

「最近では赤紫蘇ジュースなんかでも使われているけど、赤紫蘇は梅干しに使われることがほとんどで、赤紫蘇だけで食べられることは無いからね。
梅あっての赤紫蘇、赤紫蘇はひとりでは生きていけない運命なんだよ。
だから、赤紫蘇農家は梅の出来次第で天国と地獄でね。梅が不作だと、梅の値段は上がるけど、梅干しを漬ける人減るから赤紫蘇の価格は下がっちゃう。逆に、梅が豊作だと梅値段は下がって、漬ける人が増えるから赤紫蘇は高値。もう不安定で、毎年ギャンブルをしているような気分ですよ。それも勝ちが多ければいいけど、負けが多いのが悩めるところでね…。」

食品に比べて、化粧品は保存期間が長く、赤紫蘇を安定して購入することができます。
ただでさえ、農薬を使わずに育てることが難しい赤紫蘇。化粧品という新しい形で日本の農業を守ることが出来るなら、どんなにか素晴らしいことでしょう。
「食べること以外に赤しそを使うという発想はありませんでしたねぇ。ましてや、農家にもっとも縁遠い化粧品とは!」
期待を寄せて、惜しみない協力をしてくださるあたか農園さんのためにも、日本の気候と風土が育んだ自然の恵みを美容に活かして、日本の植物の素晴らしさを新しいかたちで未来に繋ぎたい。
シズージュの切なる想いです。


オーガニック認証の自社農園と里山

福岡県芦屋町にあるシズージュの自社農園「パルセイユ農園」と隣接する里山全体は、有機JAS認証をいただいています。
農園では、製品の原料となる植物を農薬や科学肥料を一切使わずに育て、自社工場にて製品をつくります。

農園に隣接する里山は、シズージュ製品の原料となる、野生の椿や畑に入れる落ち葉など、持続可能な資源を豊富に提供してくれます。
その里山の豊かな自然を守り、活用し、より安心安全な製品づくりとともに、芦屋町の自然を守ることを目指しています。


海を汚さない製品づくり

「固い約束から生まれた地域の人々とのつながり」

シズージュの生まれ故郷である自然溢れる福岡県の芦屋町。
シズージュの工場は、砂地に咲くハマユウが群生する夏井ヶ浜を眼前に臨み、その夏井ヶ浜の向こうには、日本海と玄界灘に隣接する響灘の大海原が広がる地に位置しています。
その雄大な風景を初めて目にしたシズージュの作り手は、この環境を乱すことなく、大自然と融合した形のモノコト作りをしたいという強い思いが生まれました。

その思いを実現するために、環境汚染の原因となる廃液や排煙を発生させることのないコールドプロセス製法の徹底を図り、自然由来の原料しか使用しないクリーンな工場を誕生させました。
この取り組みは、地域の方々から多くの賛同を受けることとなり、現在では近隣の農業や漁業と連携した地域生産物の特性を生かした原料作りも、実現することができました。

シズージュでは、地域の人々と共に自然と人のみならず、人々の基盤となる農業や漁業を守りながら持続可能なモノコトつくりを地道に営んでいます。


再生可能エネルギーだけで

「持続可能なモノコトづくりに不可避な未来に続く」

異なる植物の特性を生かしながらそれを融合させて作り上げるシズージュ。
原料となる植物のクオリティがシズージュの品質にリンクします。

健康な土壌で清らかな空気と水で健全に育てられた植物だからこそシズージュの品質が成り立つのです。

そのために、その原料植物の栽培や製品の製造の過程で使用される動力源にも目を向け、2020年に工場とその関連施設は全て、風力、太陽光で作られた再生可能エネルギー100%の電力と切り替えました。